地域福祉センター仁伍 の 地域交流事業や日々のご紹介
チャレンジウィーク(中学生の職場体験)がありました。
毎年、チャレンジウィークとして近くの中学校から生徒さんが来てくださっています。今年も4名の中学生さんが「にご」の職場体験に来られました。4名の内2名は昨年の「にご音楽祭」に吹奏楽部で出演してくださった生徒さんたちです。
介護の現場でまず習得していただくことは、「挨拶」と「コミュニケーション」。目線を相手の高さに合わせてお話し、自ら先に名乗ってお相手のお名前をお聞きします。ご飯の下ごしらえや作業活動などを一緒に行いながら会話をします。何もせずにただ会話をするよりも、何かを一緒に行いながら会話をする方がお相手と距離が近づく感覚を体験できたでしょうか?そうすることで、ご利用者さんから色んなことを教えていただけたのではないでしょうか?
4日間のチャレンジウィークで中学生さんから「レクリエーションで紙飛行機大会をしたい!」と提案をいただきました。手書きの図面と説明書を作ってくださり、それを見てご利用者の皆さんと一緒に紙飛行機を作りました。完成するまで真剣な表情で折られているご利用者さんととても自然なコミュニケーションが取ることができていました。
また、今年の「にご音楽祭」で皆さんと再会できることを楽しみにしています!
「にご」に来る目的が、また一つ増えました。
ご利用者のご自宅マンションの外壁工事中、ベランダに置いてある植木鉢を取り払う必要があり、「どうしたらいい?」とご相談がありました。
ちょうど事業所の庭の一部を除草して耕していた場所があったので、そちらに土を混ぜて植えてみるのはいかがですか?とご提案したところ、「聞いてみるものね♪」と喜んでくださいました。
すぐに生えてくる草を抜き、野菜の端材や卵の殻を土に混ぜ、土が柔らかくなったところで野菜の苗を植えました。毎日、野菜が育っていくのを見ていると、とても愛着が湧き、野菜を見ながら会話をするのが日課になりました。
「〇〇さんのご自宅から持ってきた鉢植えの土が、この中に混ざっていますよ。」とお伝えすると、「あら、少しは役に立っているのね。」と嬉しそうに苗を眺めておられました。数日前に比べて、苗や花、実の変化をしっかりと覚えておられます。
にご鯉祭り2025のご案内
地域福祉センター仁伍は、地域の皆さまとの関係つくりのために地域交流事業を継続して開催しています。
地域の方々にご協力を頂いて、多世代の方が楽しめる企画をご用意しています。
当事業所のご利用者もこの日を楽しみに準備を手伝ってくださっています。
今回は、明王台高等学校の吹奏楽部の演奏や同校の書道部の書道パフォーマンスをご披露いただきます。
どうぞ皆さま遊びにお立ち寄りいただければ幸いです。会場でお待ちしています!
日時:2025年5月5日(月・祝) 10:00~13:00
場所:福山市木之庄町四丁目4番28号 地域福祉センター仁伍 にごグラウンド
※雨天の場合は室内で開催いたします。
お問い合わせ:084-973-0832 地域福祉センター仁伍(山下)